目次

1、雨の日の濡れた傘、どうしてますか?

2、傘はしっかり干して清潔に!

3、一人暮らしのマンションなど、干す場所に困ったら・・・?

4、まとめ

 

みなさんは使用した後の雨傘を干していますか?

面倒で、ついそのままにしているという人が多いのかもしれませんね。

干さないといけないとわかっていながらも、いつも忘れてしまうという人もいるでしょう。

 

しかし、使用した傘には雨粒はもちろんいろいろな汚れがついているものです。

使ったままにしていると悪臭が発生したり、カビが生えたり、骨や柄が錆びてしまったり…。

さまざまなトラブルが発生してしまいます。

 

定期的に傘を干すことで長く衛生的に使えるようになりますが、間違った干し方をするとかえって傘の寿命を縮めてしまうことに。

 

そうならないためにも、正しい傘の干し方を覚えておきましょう。

これまで傘を干したことがないという人も、適当に干しているという人も一度自分の干し方を見直してみましょう!

1. 雨の日の濡れた傘、どうしてますか?

 

雨の日に使用して濡れた傘をそのままにしている人は多いものです。

玄関先で適当に傘を振っただけで、雨粒を落とせたと満足している人もいます。

 

しかし、これで傘の衛生対策は万全とは言えません。

一般的な傘の置き場所と言えば玄関ですが、玄関は換気不足になりがちな場所で湿度が高い傾向にあります。

つまり、雑菌が繁殖しやすい環境なのです。

 

そんな玄関に雨粒が残ったままの傘を放置しておくと、あっという間に雑菌まみれになってしまいます。

傘の雑菌は悪臭の原因になり、最悪の場合カビが発生してしまうことも考えられます。

そうならないためにも、雨の日に使用して濡れた傘のアフターケアをしっかりと行いましょう。

2. 傘はしっかり干して清潔に!

 

濡れた傘のアフターケアは干すだけでできます。

傘を干す前にはまず中性洗剤などを含ませたスポンジで優しく洗いましょう。

お風呂場など傘を広げられる広い場所で洗うのがおすすめです。

こうすることで汚れや、雨粒の跡などもきれいに取り除くことができます。

 

洗剤が残っているとシミになったり、生地を傷めたりする原因になるのでしっかりとすすぎましょう。

傘の水分をタオルできれいに拭き取ったら、陰干しします。

天日干しは生地の色あせや、劣化の原因になるので直射日光を避けて干してください。

 

これだけでもきれいになりますが、より丁寧にケアする場合はドライヤーを使って全体を乾かしましょう。

生地から少し離してかけるときれいに仕上がります。

熱が冷めたら、収納しましょう。

3. 一人暮らしのマンションなど、干す場所に困ったら・・・?

 

マンションやアパートなど集合住宅で暮らしている人の中には「庭がないから干せない!」という人もいるでしょう。

廊下や階段などの共有部分が使用禁止になっている集合住宅もありますよね。

 

そんな人におすすめしたい傘の干し場所があります。

それはお風呂場です。

浴室には換気扇がついているので、傘を干している間ずっと回していれば湿度が上がることなく傘を乾かせます。

浴室乾燥機がついているお風呂場であればより早く乾くでしょう。

 

傘が広げられない広さのお風呂場では、たたんでタオルバーにかけておくだけでも効果があります。

 

お風呂場が難しい場合は、ベランダの内側もおすすめです。

ただし、高層マンションなどは風が強いと、遠くへ飛んで行ってしまう恐れもあるのでしっかりと固定して傘を干しましょう。

 

4. まとめ

 

最近はおしゃれな傘が増えてきていて、コンビニのビニール傘ではなく、こだわりの1本を持ちたい!と考えている人も増えてきています。

しかし、どんなにおしゃれな傘を持ったとしても、メンテナンスをおざなりにしているとあっという間に劣化してしまいます。

アフターケアには少し時間をかけて、ずっと使えるおしゃれで清潔な傘をキープしましょう。