2018.12.8
傘が臭い・・・?傘の臭いの取り方と正しい保管方法について。
目次
1、傘が臭ってくるのはなぜ・・・?
2、カビの臭いを防ぐためにできること
3、臭う前に・・・普段の扱いも大切!
4、まとめ
雨の日に傘を使おうと開いたとき、「うっ…傘がクサい…」と感じたことはありませんか?
ただでさえイヤな気分になりがちな雨の日に、傘の悪臭を嗅いでしまうとますます憂うつになりますよね。
傘が臭いとどんなにお気に入りでも、どんなにおしゃれな傘でも「もう使いたくない!」という気持ちになるでしょう。
雨傘に染みつきやすいあの生乾きの洗濯物のような臭いの正体は一体何なのでしょうか?
そもそも、なぜ傘には臭いが染み付いてしまうのでしょうか?
何となく疑問に感じているものの傘を使うときだけ我慢して、そのまま放置してしまっている人も多いでしょう。
そこで今回は傘の臭いの原因とともに、臭いを解消する方法と臭いを寄せ付けない普段の傘の扱い方を紹介します。
傘の取り扱い方に少しだけ気を配ると、雨の日も快適に傘が使えるようになりますよ。
1、傘が臭ってくるのはなぜ・・・?
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、傘の臭いの原因は雑菌とカビにあります。
雨で濡れた傘をそのままの状態にしておくと、雑菌やひどいとカビが繁殖して臭いが発生してしまうのです。
一度発生した臭いは傘の生地に染み込んでいるので乾かしたり、ファブリーズなどの消臭スプレーを使ったりしたぐらいでは取れません。
これはカビも同様です。
カビの付着は見た目ですぐわかりますが、一旦発生してしまったカビを取り除くのはそう簡単ではありません。
一度雑菌やカビがついてしまうと、もうその傘は使えなくなってしまうのでしょうか?
2、カビの臭いを消すためにできること
一度ついてしまった傘の雑菌やカビの臭いは、丁寧に除菌することで取り除くことができます。
まずは、キッチンハイターなど台所用の除菌剤または重曹を溶かした水を用意しましょう。
通常と同じ割合で除菌剤を水で薄めたら、布巾や雑巾に染み込ませ、傘の布地部分を丁寧に拭いていきましょう。
15分程度放置して、何度か塗り直すとより除菌効果が高まります。
また、より高い効果を期待できる方法に「傘のつけ置き」があります。
このときには浴槽や大きなバケツに重曹水を張って、その中に傘の布地部分を付け、数時間放置しておきましょう。
つけ置きすることで傘に染み付いたしつこい悪臭も取り除くことができるはずです。
つけ置きに塩素系洗浄剤を使用すると、傘の骨や持ち手などの金属部分が錆びてしまうので、できれば重曹水を選びましょう。
また塩素系洗浄剤の使用は傘の撥水効果を弱めることにもなるので、使いすぎにはくれぐれも気を付けてください。
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除菌した傘は陰干しして、しっかりと乾かしましょう。
3、臭う前に・・・普段の扱いも大切!
傘の悪臭は取り除くこともできますが時間がかかる上に、洗剤で傘を傷める可能性があります。
お気に入りの傘を長く愛用するためには、普段から扱い方に気を付けて傘の衛生をキープしましょう。
使用後の傘は軽く雨を振り払って水気を蒸発させた後、タオルなどで拭くと汚れや水滴の跡が残らずにきれいな状態になります。
雨が上がったら陰干しで乾燥させ、臭いの発生を防ぎましょう。
もっと丁寧にケアするのであれば台所用の中性洗剤をスポンジに馴染ませて拭き、陰干ししてください。
傘のクリーニングもおすすめです。
4、まとめ
お気に入りの傘に少し手をかけるだけで、衛生的な状態を保つことができますよ。
雨を防いでくれている傘へ感謝の気持ちを込めてメンテナンスをすれば、愛着が一層湧いてきそうですね。
これまで傘の悪臭が発生するたびに買い替えていた人も、お手入れすることで長く使うことができるでしょう。
ぜひ試してみてください。