「みんな日傘を使ったほうがいい」は、もう常識になりつつある

先日、人気Webメディア「オモコロ」で、こんな記事が公開されていました。

「男も女も子どももご老人も、太陽が出ている間はみんな絶対に日傘をさしてください」

オモコロ

少し強い言葉にも聞こえますが、それだけ近年の暑さが深刻になっているということなのでしょう。

実際、通勤中や買い物の途中、子どもの送り迎えなどで日傘を使う人は以前よりずっと増えました。

もう日傘は「美容アイテム」ではなく、「暑さ対策グッズ」として認識され始めています。

ところが一方で、

「日傘を持っているのに毎日は使っていない」

という人も少なくありません。

私たちはそこに少し違和感を覚えました。

みんな必要だと思っているのに、なぜ続かないのでしょうか。

 

日傘を使わなくなる理由を調べてみた

SNSの投稿や公開調査を見ていくと、意外な共通点が見えてきました。

日傘そのものへの不満ではなく、

「使い終わった後」

への不満が圧倒的に多いのです。

 

不満① きれいにたためない

折りたたみ傘の代表的な悩みがこれです。

  • 生地がぐちゃぐちゃになる
  • 折り目が整わない
  • ケースに入らない

SNSでも、「たたむのが面倒」という声は非常によく見られます。

 

不満② たたんでいる間に濡れる

雨の日は特に、

  • 手が濡れる
  • 袖が濡れる
  • バッグが濡れる

といったストレスもあります。

 

不満③ 持ち運びが面倒

実は傘は閉じて終わりではありません。

閉じたあとも、

  • 生地を整える
  • ベルトで留める
  • ケースに入れる

という作業が残っています。

多くの人は、この「後片付け」に面倒さを感じています。

 

不満④ 小さい・風に弱い

携帯性と引き換えに、

  • 肩が濡れる
  • 風であおられる

という不満も見られました。

 

最大の敵は「地味ストレス」だった

調べていて印象的だったのは、多くの不満が大きな欠陥ではなく、

「毎回ちょっと面倒」

というレベルだったことです。

でも、共働きで忙しい毎日の中では、その数十秒が積み重なります。

子どもの送り迎え。

通勤。

買い物。

習い事。

そうした日常の中で、

「今日は日傘なしでいいか」

になってしまう。

日傘が続かない理由は、日差し対策の効果不足ではなく、日常の小さなストレスなのかもしれません。

 

オモコロの記事で印象的だったのも「収納のしやすさ」だった

実はオモコロの記事では、編集部員それぞれの愛用日傘も紹介されていました。

その中でスパットシャットの日傘を使っている編集部員は、

  • 折りたたむのが苦手だから選んだ
  • 折り目に沿ってまとまりやすい
  • カバンにしまうまでの手数が少ない

という点を評価しています。

興味深いのは、評価ポイントが遮光率やデザインではなかったことです。

評価されていたのは、

毎日使うときのラクさ

でした。

これは、SNSで見られた収納ストレスとも重なります。

 

日傘選びは「開いたとき」だけでなく「閉じたあと」も大切

日傘選びでは、

  • 遮光率
  • UVカット率
  • 遮熱性能

に目が向きがちです。

もちろん大切な性能です。

ただ、毎日使い続けるためには、

  • たたみやすいか
  • 収納しやすいか
  • 持ち歩きやすいか

という視点も欠かせません。

オモコロが「みんな日傘を使おう」と呼びかけていたように、日傘の必要性はこれからますます高まるはずです。

だからこそ、

「買う日傘」ではなく「続けられる日傘」

を選ぶことが大切なのかもしれません。

 

参考記事