近年の日傘選びでは、「完全遮光」や「UVカット率100%」に加えて、「高遮熱」が新たな注目ポイントとなっています。

猛暑日が続く中、日傘に求められる役割は紫外線対策だけではありません。傘の下を少しでも快適に過ごすため、熱を遮る性能にも関心が高まっています。実際にテレビやWebメディアでも、高遮熱日傘が暑さ対策アイテムとして取り上げられる機会が増えています。

しかし、

  • 遮熱率とは何を表すの?
  • S65+とはどんな基準?
  • 遮光率との違いは?
  • 高遮熱日傘は何を基準に選べばいいの?

と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、高遮熱日傘の基礎知識から遮熱性能の見方、高遮熱を実現する技術、選び方のポイントまでわかりやすく解説します。

 

高遮熱日傘とは?なぜ今注目されているの?

紫外線対策だけでなく暑さ対策にも注目

高遮熱日傘とは、太陽光に含まれる熱エネルギーを遮り、傘の下の温度上昇を抑える性能を備えた日傘のことです。

これまでは「日焼けを防ぐために日傘を使う」という考え方が中心でした。しかし近年は、夏の厳しい暑さや熱中症対策への関心の高まりから、「暑さを軽減するための日傘」としての役割も重視されるようになっています。

高遮熱日傘が選ばれる理由

高遮熱日傘は、次のようなシーンで活躍します。

  • 通勤・通学時の暑さ対策
  • 子どもの送り迎え
  • 屋外イベントやスポーツ観戦
  • レジャーや旅行

長時間屋外で過ごす機会が増えるほど、熱を遮る性能の重要性を実感しやすくなります。

 

日傘の「遮熱率」とは?遮光率との違いを解説

遮熱率とは熱を遮る性能のこと

遮熱率とは、太陽光に含まれる熱エネルギーをどれだけ遮ることができるかを示す数値です。

数値が高いほど熱を遮る効果が期待できるため、暑さ対策を重視する方にとって重要な指標のひとつです。

UVカット率・遮光率・遮熱率の違い

日傘選びでは、似たような性能表示を目にすることがあります。

例えば、遮光率が高い日傘でも、必ずしも高い遮熱性能を持つとは限りません。

反対に、遮熱性能に優れた日傘は、暑さ対策に役立つ一方で、選ぶ際にはUVカット率や遮光率もあわせて確認することが大切です。

どれが優れているということではなく、目的に応じて確認したい指標が異なります。

 

S65+とは?高遮熱日傘を選ぶ際の目安

S65+は遮熱性能の最高ランク

高遮熱日傘について調べていると、「S65+」という表示を見かけることがあります。

S65+とは、**JIS L 1951(繊維製品の遮熱性試験方法)**に基づく遮熱性能評価において、最高ランクを示す格付値です。

遮熱率65%以上の製品に与えられる評価であり、高い遮熱性能を備えていることを示しています。

S65+が暑さ対策で注目される理由

遮熱率の数値だけでは性能のイメージが難しい場合があります。

S65+は、一定以上の高い遮熱性能を持つ製品を選ぶ際の目安として活用できるため、高遮熱日傘を選ぶ際に注目されるようになっています。

暑さ対策を重視する場合は、

  • 遮熱率
  • S65+
  • 生地や構造の特長

をあわせて確認するとよいでしょう。

 

高遮熱日傘はどのように熱を軽減しているの?

高遮熱日傘を実現する方法はひとつではありません。

採用する素材や構造によって、さまざまなアプローチがあります。

熱を反射する技術

特殊なコーティングや顔料を使用し、太陽光に含まれる熱を反射することで、生地の温度上昇を抑える方法です。

熱を放出する技術

近年注目されているのが、吸収した熱を効率よく外へ放出する放射冷却技術です。

熱をため込みにくいことで、快適な使用感につながります。

熱を伝わりにくくする技術

熱を遮るだけでなく、熱が内側まで伝わりにくい構造にする「断熱」という考え方もあります。

近年は複数層の構造を採用することで、遮熱と断熱を両立する素材も登場しています。

 

LINE DROPSで展開している高遮熱日傘

LINE DROPSでは、異なるアプローチで高遮熱性能を実現した日傘を展開しています。

 

放射冷却技術を採用したRadi-Cool(ラディクール)

Radi-Cool(ラディクール)シリーズは、放射冷却技術を採用した高遮熱日傘です。

LINE DROPSで展開しているHCシリーズの生地は、

  • 表側の撥水加工生地(基布)
  • 放射冷却機能を持つRadi-Cool機能層
  • 裏側の遮光層

からなる特殊な構造を採用しています。

高い遮熱性能を備えながらも、ポリエステル本来の自然な風合いや質感を保っていることが特長です。

機能性だけでなく、日常のファッションになじみやすい素材感も魅力のひとつ。毎日の通勤・通学やお出かけでも使いやすい高遮熱日傘です。

ラディクールの商品一覧はこちら

 

高遮熱・高断熱生地VEILIER+(ベーリアプラス)

VEILIER+(ベーリアプラス)は、株式会社小川が採用する高遮熱生地ブランドです。

高い遮熱性能に加え、熱が伝わりにくい「断熱」という新たな価値に着目していることが特長です。

日焼け止めやファンデーションにも使用される二酸化チタンを配合した生地と、7層ラミネート構造を採用し、完全遮光・UVカット率100%と高い遮熱性能を実現しています。

 

超高遮熱タイプ

超高遮熱タイプは遮熱率71%を実現。

強い日差しや厳しい暑さが気になる季節に、より高い快適性を求める方におすすめです。

形状記憶タイプ

形状記憶タイプは遮熱率63%に加え、たたみやすさにも配慮しています。

折りたたみ傘の収納に手間を感じる方にも使いやすい仕様です。

 

ベーリアプラスの商品一覧はこちら

 

高遮熱日傘の選び方

持ち歩きやすさで選ぶ

毎日持ち歩くなら、遮熱性能だけでなく重さも重要です。

バッグに入れて持ち歩く機会が多い方は、軽量タイプがおすすめです。

収納のしやすさで選ぶ

折りたたみ日傘は、たたみやすさによって使い勝手が大きく変わります。

毎日の使用を考えるなら、収納しやすさも確認しておきましょう。

サイズで選ぶ

通勤・通学、送り迎え、スポーツ観戦など、使用シーンによって必要なサイズは異なります。

用途に合ったサイズを選ぶことで、より快適に使用できます。

遮熱率やS65+を確認する

暑さ対策を重視する場合は、

  • 遮熱率
  • S65+
  • 生地や構造

にも注目して選ぶことが大切です。

数値だけでなく、それぞれの素材がどのような考え方で高遮熱を実現しているのかを確認すると、自分に合った1本を選びやすくなります。

 

まとめ|高遮熱日傘で暑い季節を快適に

近年の日傘選びでは、UVカット率や遮光率だけでなく、暑さ対策につながる遮熱性能も重要なポイントになっています。

高遮熱日傘を選ぶ際は、遮熱率やS65+を参考にしながら、生地や構造にも注目してみましょう。

また、高遮熱を実現する方法はひとつではありません。

LINE DROPSでは、放射冷却技術を採用したRadi-Cool(ラディクール)シリーズや、遮熱と断熱に着目したVEILIER+(ベーリアプラス)生地を採用した日傘など、多彩な高遮熱商品を展開しています。

日傘選びでは、「どちらが良いか」ではなく、自分が重視したい機能や使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

今年の暑さ対策に、高遮熱日傘を取り入れてみてはいかがでしょうか。